LUMIX G VARIO 7-14mm

2009年10月10日 (土)

超広角レンズと内蔵フラッシュについての補足。(Panasonic LUMIX DMC-G1)

お寒うございます ガクガク(((ーдー)))ブルブル

 今朝の冷え込みは激烈なものがありました。まぁ、それでもまだ霜が降るほどではありませんでしたが、鼻水タラタラ、「風邪引いたか?」と心配になるに充分な程度には冷え込みました。

 さて、タイトルの通り前々回の記事、“超広角レンズ使用時の注意点①内蔵フラッシュ編”について若干の補足があります。

 以下の3枚の写真をご覧ください。

091002_172836_2P1000617_2

P1000618

 前々回同様、2009年10月2日に、新潟県柏崎市で行われた、“恋まねき オープニングパーティー 会場となった“びすとろHOSHINO”店内で撮影したものです。

 使用レンズはPanasonic LUMIX G VARIO 7-14mm F4.0 ASPH.  H-F007014、カメラはPanasonic LUMIX DMC-G1。

 左から右に移るにつれて、俯瞰(見おろし)の度合いが大きくなっています。それと同時に、VARIO 7-14mmのフードが作る影が薄くなり、右の写真ではその影響はほとんど見られません。

 どうしてこのような結果になるのでしょうか?

 その鍵は、「床やテーブルからの反射光」にあります。

 内蔵フラッシュを水平打ちした場合、その反射光は概ね正面方向からしか帰ってこないため、レンズフードによって光が遮られてしまう部分はそのまま影となって残ります。また、床やテーブルからの天井照明の反射光も、フードの影を打ち消すほどのものにはなりません。

 俯角をつけて見おろす角度が強くなるほど、「床やテーブルからの反射光」がレンズに入りやすくなります。いわば、逆光時にフラッシュを使うのと同様になるのではないか、と予想しているのですが、いかがでしょうか?

 誤りがあるようでしたら、ご指摘願います。

 さて、上記3枚の写真、どこから撮影したのかというと、

P1000604 ここからです。

∈(・・。)この写真の、赤い丸で囲った4つの四角い穴。

 スタッフの出入りの邪魔にならずに、尚且つ会場全体を見渡せるポジションというのは、ここしかないわけなんですよ。

 下の穴からは、カメラを水平に置いてほぼ会場全体を収める事が出来ますが、冒頭3枚の内右側の写真でお判りの通り、この高さは席に着いた人の頭の高さと大体同じです。パーティーでの人の流れなどを撮影するには、あまり適しているとはいえません。

 賑わうパーティー会場を記録しようと思うなら、勢い俯瞰での撮影が増える事になります。また、撮影ポジションが限定されるので、ワイド端での撮影も同様に多くなります。

 超広角レンズの特性として、“外周部の被写体が歪んで写る”のは避けようもありませんが、メインカメラマンとしては、「記録を残す」ことが最優先です。会場全体を収めた写真が1枚もない、なんていうわけには参りません。

 身も蓋もないことをいってしまうと、納品の際にこの“広角歪み”について説明すると、

「そんなこと、指摘されなきゃ分からんよ」

 と返事が返ってくることがほとんどです。

 ところが、

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2009年10月 7日 (水)

超広角レンズ使用時の注意点①内蔵フラッシュ編(Panasonic LUMIX DMC-G1)

090713_180311

マイクロフォーサーズ規格のレンズ群で、14mmよりも短い焦点距離を持つ、現在唯一のレンズ、Panasonic LUMIX G VARIO 7-14mm F4.0 ASPH.  H-F007014

視界に入るもの全てを写真に収めるには?”で触れたとおり、

「無意識に視界に入ってくるものを、およそ余さず写真に収めたい」

 そのように思った時は、このレンズ以外に選択肢がないのが現状です。

 実売8万円前後という価格はともかくとして、世間で言われるほど使いこなしが難しいものだとはおもわないんですけどねぇσ(・・?)。

 どうなんでしょうか?企画や販売戦略まで含めた“LUMIX G VARIO7-14mm”に「呆れているプロカメラマン」というのは、具体的にいったい誰なんでしょ?

閑話休題。

 比較的お手軽に使える超広角レンズといえども、注意したほうが良い点が無いわけではありません。いくつかある注意点の内、今回は“内蔵フラッシュとの組み合わせ”についてご紹介しましょう。

091002_171200  2009年10月2日に、新潟県柏崎市で行われた、恋まねきオープニングパーティー 会場となった“びすとろHOSHINO”店内です。

 パーティー会場となったのは、正面突き当りから更に奥へ入った空間ですが、そちらは後ほど紹介します。

 当日のメイン機材は、例によって“Panasonic LUMIX DMC-G1”。iAモード、焦点距離7mmでの撮影です。背中のすぐ後ろは風除室内側のドアなので、これ以上は下がれません。
 それでもこれだけの範囲を写角に収められるのは、超広角レンズならではといえます。屋内での撮影では、窓枠・柱・壁材の継ぎ目などを目安にすると水平出しがやりやすくなります。


 

 撮影データでは、ISO400・シャッター速度1/8秒となっています。飲食店内はムード優先のために、照明はそんなに明るくない事が多いので、長広角レンズでの撮影といってもフラッシュが欲しくなる事もあるでしょう。

091002_171210  で、内蔵ストロボを開いて撮影したのがこちら。

 写真のフチに暗い部分がぐるっと残ってしまっているために、全体的になんとなく薄暗いイメージが出来てしまっています。

 内蔵フラッシュライトの照射範囲よりも、“LUMIX G VARIO7-14mm”ワイド端がセンサーに収める範囲が広いので、こういう結果になります。

 このような状態では、天井や壁、床からの反射光の恩恵も期待できにくいこともあるのでしょう。


 この例では目立ちにくいのですが、超広角レンズと内蔵フラッシュライトとの組み合わせで影になりやすい部分はまだあります。

091002_172829 先ほど少し触れた、パーティー会場となったフロアです。

 iAモード、焦点距離7mmです。撮影データでは、ISO800・シャッター速度1/20秒。どういう基準でISO値が変動するのか良くわからんのよね。(- .-)ヾ ポリポリ

 さて、先ほどの例と同じように、ここから内蔵ストロボを発光させて見ましょう。


091002_172836|||||||||||||凹[◎凸◎;]凹|||||||||||||ガビーン!

 ぬわぁ~んてこったい。

 画面下側に大きく広がる三角の暗闇は、“LUMIX G VARIO7-14mm”に作り付けのバヨネットフードが作った影です。

 わずか1cm少々の張り出しが、これだけ大きな影を作ってしまうのです。


 結論から申し上げれば、“LUMIX G VARIO7-14mm”を取り付けている際には、DMC-G1内蔵のフラッシュライトはほとんど役に立ちません。逆光気味の際に多少の役に立ってくれる事がなくもない?程度でしょうか。

 では、“FL-36R”のような外部フラッシュライトを使えば解決するのかというと、これが必ずしもそうではなかったりします。

 どうしてかって?

 それを語りだすと話が長くなりますので、次の機会にいたしましょう。

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