夜間撮影

2009年8月17日 (月)

割と手軽な花火大会の撮影方法②:Panasonic DMC-G1編

 昨日の記事でも触れていますが、「打ち上げ花火の撮影」の撮影ということに関して言えば、E-P1やPanasonic DMC-G1は“恐ろしく歩留まりの高いカメラ”です。
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 当然ながら三脚は必須です。フリーハンドでは絶対ブレます。ですが、「歩留まりの高い」には“難しい事を考えなくても良い”という意味が含まれます。ISO設定とか、無限遠へのピント合わせとか、そういったことが良く分かっていなくても
「当たらずとも遠からず」程度な花火大会の写真はガンガン量産できます。

090815_201113_0コネタマ参加中: 嘘がばれたときの言い訳教えて

「事実は最大の武器、正直は最良の戦術」
と申しまして、次から次へと言い訳を捏造し続けなければならないような破目に陥るような事は、しないで済むならそれに越した事はありません。

 自分自身に対してさえ誠実でいられるのであれば、誰に対しても嘘をつく必要は無くなるんですがねぇ。

閑話休題。

 昨日、OLYMPUS E-P1については書いてしまいましたので、引き続いて今回はPanasonic お話です。予め申し上げておきますが、昨日紹介したE-P1のような撮影をしたいのであれば、DMC-G1の場合は最低限“シャッター速度優先露出”をマスターしておく必要があります。

 どうにかして面倒くさくて分かりにくい“マニュアル露出”の世界を迂回できないかな?

 そういう方向で頭を捻った結果が今回紹介する方法です。違うカメラなんだから、全く同じには扱えないという事は、念頭においてお読みください。

P1050947_2 まずは下準備。LUMIX DMC-G1をマニュアルフォーカスで使うのは非常に簡単です。左肩のダイヤルをMFに合わせるだけ。(*・・)σ

 E-P1同様、AFでカメラ任せにしてもだいじょうぶだとは思うのですが、せっかくマニュアルフォーカスが使えるのですから、ここは一つもう少し踏み込んだ撮影方法に挑戦してみましょう。

花火師が待機している辺りの写真、(。_。)q
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 昨日掲載したものよりも少し早い時刻に撮影したものです。電子制御なm4/3レンズでは、フォーカスを無限遠に設定すると言う事が非常に出来にくいので、予め花火師がいる辺りの街灯にピントを合せておきます。

090815_195356_0  再掲になるんだけれどこの写真。( ̄∇ ̄;)σ

 三脚に乗っかってるDMC-G1が、“7-14mm超広角ズームレンズ担当の青いやつ”なのをお分かりいただけるだろうか? 

 ぶっちゃけてしまうと、

「シャッター開放時間を長くし、画角も徹底的に広く取って、後からトリミングすればいいや。」

 という、鉄板中の鉄板狙いの役をDMC-G1へ振った訳。

 光の軌跡を引いて上昇し始めてからや、炸裂音と共に花火が開き始めた瞬間にシャッターを切るなら、ピント合わせをカメラに任せてしまって問題ないんです。何故なら、そこには既に強烈なコントラストが発生しているのだから。

 だけれども、打ち上げ直前からシャッター開放して待ち構えようとすると、そこはまだ何もない真っ暗な空間でしかないから、AFは何の役にも立ちません。繰り返しになるけれど、予め何処か“あたらずとも遠からず”の場所へピント合わせをしておくのが重要です。

 交換レンズにお金をつぎ込む事が苦にならない人は、MFが電子制御ではないタイプのレンズとマウントアダプターを買い増しするなり、お好きなようにどうぞ。

P1050943_2  ところで、DMC-G1にも“シーンモード”は有りますが、「打ち上げ花火」という項目はさすがにありません。

“夜景撮影”モードで代用するって言うのは誰でも考え付きそうなんだけれど、打ち上げ直前のほぼ真っ暗な状態からシャッターを切り始めると、開放時間が60~90秒になったりして。しかも、シャッター開放していたのと同じだけ画像の記録に時間が掛るから、都合2~3分は指を銜えて見ているしかない訳。ヽ(ー_ー )ノ マイッタネ。

 しかも、花火が開き始めてからだと、今度はシャッター開放時間が短すぎておいしいところが撮れないと言う・・・(ノToT)ノ ┫:・'.::・┻┻:・'.::・おらっ~!

 結局のところ、“カメラにお任せモード”のバリエーションでしかないわけですよ。ISO感度の設定変更とか受け付けてくれないし。

 何かこう、露出の事とかが良く分かっていなくてもそれなりに取れる設定は無いものか?

P1050959 暫し考えて思いだしたのが“P”モード。(ΘoΘ)σ

P1050955  ISO感度を指定する事で、逆説的にシャッター開放時間を決め打ちする事ができます。

 打ち上げ前のほぼ真っ暗では、ISO200で15秒、ISO400で8秒になります。打ち上げ直前から待ち構えるならISO200、上昇中から撮り始めるならISO400でしょうか?

090815_193504  ただし、シャッターボタンを押したときに画角に明るいものが入っていると、このシャッター開放時間はどんどん短縮されてしまうので、昨日紹介したE-P1みたいな「おいしいところだけ切り取る」ような撮影がしたいなら、“シャッター速度優先露出”くらいはマスターしておいた方が良さそうです。

 しっかり腰据えてかかれば、このくらいの写真はDMC-G1でガンガン量産できます。(;⌒▽⌒)σ

 総体的にみるならば、「待ち構えて打ち上げから散り際までじっくり収める」ならDMC-G1,おいしいところだけ切り取るならE-P1ということになりましょうか?

P.S.:あとから思ったんだけれど、“イルミネーションモード”を使えばどうだったんだろうな?次の機会があれば試してみよう。

追記。

 『嘘吐き、イクナイ凸(`⌒´メ)凸』とか言って、ひたすら糾弾するだけでは何の解決にもならないことは、憶えておかれたほうがよろしいでしょう。非を認めさせる、屈服させると言うのもまた、“支配欲の変化形”でしかありません。

「本当のことは言いたくない、言えない」から、「ウソをつかざるを得ない」んです。聞かれた事に返事をしなければならない義務なんていうのは、本当は誰にも無いんですよ?

 どうして「黙秘権」なんていうものが設定されているのかを、もう少し考えてみませんか?

 あらゆる事象において、「他人は自分の思い通りになんて出来ない」事が道理だからでもあるんです。

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2009年8月16日 (日)

割と手軽な花火大会の撮影方法①:OLYMPUS E-P1編

夏祭りの締めくくりといったら、やはり「花火大会」でしょう。 090815_192619
昨日8月15日の中川村片桐地区の夏祭りで、押しかけカメラマンをしてきました。

090815_193907_0 コネタマ参加中: あなたの“やめられない、止まらない”ことは何?【ココログ選手権】

 こういう「テーマサイト」でこの設問というのは、チョイと野暮な気がしなくもありません。ありったけの機材を抱えていって、昼過ぎから夜中までに撮った写真が700枚。
 
Panasonic LUMIX DMC-G13台+OLYMPUS E-P1にコンデジ3台まで加えた大荷物。どうしてこんな騒ぎになったかというと、どれもこれもバッテリーの残量が中途半端になってましてね?この際だから、使い切ってきてしまおうと思いまして。

 実際、花火大会から御呼ばれした慰労会までで、綺麗にみんな使いきってきました>バッテリー。20日からまた長丁場の取材が予定されているので、その下準備という思惑もありました。

 とまぁ、前置きはこのくらいにして。花火大会の撮影と言えば、“シャッター開放”とか“無限遠焦点”とか、そのほか諸々メンドクサイ物がついて回ると言うイメージがあります。

090815_195356_0  でもね?Panasonic LUMIX DMC-G1OLYMPUS E-P1では、割と簡単に「当たらずとも遠からず」な花火大会の写真を撮る方法があるんです。もちろん、三脚は必須アイテムですよ?フリーハンドでは絶対にブレます。

 今回、打ち上げ場所が割りと近いもんだから、仰角が60度くらいになってます。(;^^)σ

 そういえば、コンデジや携帯カメラでフリーハンド撮影してる人たちが結構いたけど、どうだったんだろうなぁ?

 ま、それはともかくとして、LUMIX DMC-G1の方は次回に回すとして、OLYMPUS E-P1の方からご紹介しましょう。σ(・・*)のE-P1には、Panasonic 交換レンズ LUMIX G VARIO 14-45mm標準ズーム H-FS014045 が引っ付いたままですので、そこんとこはご注意願います。ピントあわせがウロウロと迷ってくれる キットレンズでは少々心もとないので、合焦の早いレンズか、いっそMFオンリーにしてしまった方が無難でしょう。

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 中央右寄りに見える小さな明かり、あの辺りに花火師が待機してます。だから、あの小さな街頭に予めピント合わせをしておけばフォーカスリングが電子制御なm4/3レンズでも“無限遠”を出さずに打ち上げ花火の撮影が出来る、はず。

090815_195251_0 “はず”というのは、Fnボタンに割り当てるとかしていないと、マニュアルフォーカスを呼び出すのって割と面倒なのよ>E-P1。間に合わないので“AF⇒MF”モードのまま撮影に突入。 

 結果だけ見れば、
⊂(゜-^*)この程度の撮影は簡単に出来ます。この記事上から2枚目の写真も同様に撮影したものです。クリックで長編1024pixelまで拡大しますので、よろしかったらご確認ください。

090816_193149  E-P1の“売り”の一つに、シーンモードが充実している事が挙げられます。

 モードダイヤルを“SCN”にすることで、実に19もの「プリセットされた露出プログラム」が選択できます。(*・・)σ

 その18番目に、その名の通り「打ち上げ花火」と名づけられたモードがあるんです。
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090816_193024 このまま数秒待つと、能書きを垂れてくれますので、せっかくですから読んであげましょう。( ̄。 ̄)σ

 この“打ち上げ花火”モード、シャッター速度が強制的に4秒に設定されます。片桐地区夏祭りの花火大会では、打ち上げられた花火が炸裂して花開き、散り終わるまでに6~7秒のもの(単発の場合)が使われていましたから、合焦の早いレンズなら炸裂音を聞いてから、あるいは花火が開き始めるのを目視してからシャッターを押しても「いいところ」は大体納められる計算になります。

090815_193003_0  だから、上昇していく軌跡を収めようとすると、肝心な花火の方が尻切れトンボになってしまうんですねぇ。(;”ε”)σ

 真っ暗な夜空に花開く花火というのは、強烈なコントラストのあるものですから、「ひょっとしたら キットレンズ“M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6”でもいけたんではないか?」と思わなくもありません。

交換レンズ(マイクロフォーサーズ用) オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mmF3.5-5.6 交換レンズ(マイクロフォーサーズ用) オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mmF3.5-5.6

販売元:ミカサカメラWeb
楽天市場で詳細を確認する

 ともあれ、こと「打ち上げ花火の撮影」という件に関しては、恐ろしく歩留まりのいいカメラですよOLYMPUS E-P1

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2009年6月 6日 (土)

三脚無しで夜景を撮影する方法(Panasonic LUMIX DMC-G1W)

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 セントレアから一路南信州へと向かうバスが、刈谷ハイウェイオアシスへ休憩に寄った際に撮影しました。カメラは持って出ましたが、こんなものがあるとは思っても見なかったので三脚の用意はありません。さて、どうしたのでしょうか?

 Panasonic LUMIX DMC-G1Wのレビューをしています。16GBのSDHCがJPEGだけでいっぱいになるほどの撮影をしてきましたので、まだまだネタはたくさんあります。そちらは折に触れて紹介することにさせていただいて、旅行中の順路を追っての紹介もそろそろこれでお仕舞いです。沖縄旅行記最後を飾る今回のテーマは“夜景の撮影”です。

090605_213349  何の考えもなしに夜景モードにセットして、手持ちのままシャッターを切ったらブレブレになるのは分かりきった事だと思うのですが、いろんな方の写真データを扱わせていただいていると、

ヾ(~∇~;) コレみたいなのをけっこう見かけます。

 いくら脇を占めてしっかりホールドしてみたところで、3~10秒と言うシャッター開放時間の間微動だにしないなんていうわけには中々参りません。

090605_213443 「出来るだけ揺らさないように」というのは“200mm望遠レンズの実証試験”で延べた望遠撮影と共通するものがありますが、何しろシャッタースピードが桁違いです。肘を預けられる場所を見つけたところで、精々この程度(ΘoΘ)σ

 冒頭の写真はどうやって撮影しているかと言うと、施設と駐車場とを仕切る花崗岩製のポール(高さは膝のあたり)にカメラを載せて、上からしっかり押さえ、セルフタイマーを使って撮影しています。

 というより、何の準備もなく夜景の撮影を思い立ったときなどは、そのくらいしか打つ手立てはありません。

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翼よ、あれが月の灯だ。(Panasonic LUMIX DMC-G1W)

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   那覇空港からセントレアへ向かう飛行機の窓から撮影した1枚です。画面中ほどに小さく月が写っているのがお分かりでしょうか?撮影時刻は6月5日19時をちょっと回った頃。この時間帯よりも遅くても、また早くてもこのような写真は撮影できません。

  Panasonic LUMIX DMC-G1Wのレビューをしています。旅行中に撮影した写真が題材ですので、引き続き番外編のようなものです。今回のテーマは“夜間撮影”ですが、飛行機内の撮影ですから、あまり参考にしていただける事はないかもしれません。月の出よりも早い時刻には撮れないのはともかくとして、もっと遅い時刻で機外がさらに暗くなったらどうなのか?

19:30ころ撮影 (。_。)q
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機外がさらに暗くなってくると、機内の映り込みが発生してしまいます。

 飛行機の窓と言うのは、2重窓になっています。どこへ写り込んでいるのかと言うと、実は、外側の窓なんです。内側へカメラのレンズを引っ付けて見ても、機内の照明が落ちるか、窓全体を暗幕で覆ってしまうかしない限り、外側の窓が鏡になってしまうことは避けられません。

 ですから、機構器の窓越しに月の光を撮影できると言うのは以外にレアなんです。

090605_190634_2 ところで、暗くなると鏡になってしまうこの外側の窓、外面はかなり傷だらけです。比較的明るい時間帯に、窓の正面からカメラを向けると、オートフォーカスではこの細かな傷の群れにピントが合ってしまいがちです。コレコレ ( -_-)┌>

 いやぁ、まいったね。ということで、今回の写真は基本的にマニュアルフォーカスなのでした。

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トラックバックOK:雨男・女?晴れ男・女?

 今回の旅行中も、夕方から雨模様の予報でしたが、外にいるうちは降られませんでしたからね。どちらかと言えば“晴れ”の方に入るんじゃないでしょうか?

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2009年5月28日 (木)

暗いところは苦手なの?(Panasonic LUMIX DMC-G1W)

たまにね、そんな話を聴くことがあるんです>Panasonic LUMIX DMC-G1W

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Panasonic LUMIX DMC-G1Wのレビューをしています。今日のお題は“夜間撮影”です。

 確かに、
⇐こんな仕上がりのフラッシュ撮影を見てしまうと、そんな風に感じてしまうのかもしれません。

090527_121036  はたなかさんへ、梅の選果の取材に行ったときの写真で、この作業場での照明はどんな風だったかと言うと、⇒
 こんな感じの1.2m天井蛍光灯が2本1セットだけ。

「なんだ、綺麗に写ってるじゃないか?」ですって?

 実は、撮影モードが違うんです。
⇐iAモード、Pモード・ISO1600⇒

 iAモードでは、ISO感度も自動的に設定されるので、「もう少し増感したいな」と思ってもそういう操作は受け付けてくれません。カメラ任せのお気楽さを少しでも踏み外して工夫しようと思ったら、どうしても他のモードを使う必要があるのです。

 低いアングルから撮影しようと思うと、床からの反射光の恩恵は受けられなくなってしまうので、ISO1600でもフラッシュ無しでは、

090527_121018⇐こんな風に“手元真っ暗”な写真になってしまいます。
 
梅の選果の方へ掲載したので、こちらへは載せませんが、ISO1600+フラッシュの撮影なら、スナップ写真くらいの距離なら相当の悪条件下でもかなり鮮明な撮影が可能です。
 

コネタマ参加中: 宮崎アニメ、好きなのはどれ?

一番印象に残っているのは『となりのトトロ』ですね。今でも、トトロ画が出そうな森はあちこちの残ってますよ?このあたり。

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