ポートレートモードって、要するに塗り絵なんだよね?(CASIO EXILIM Hi-ZOOM EX-H10)
明日から11/6までまた柏崎なので、出かける前に投稿しておかないと更新間隔が開きすぎてしまうのよね。
“効果がないとは言わないけれど?”では書き忘れていたんだけれども、“ポートレート”や“パーティー”といったモードでは、撮影後に「処理中です。しばらくお待ちください」という趣旨のメッセージが出て、すぐに尾は次の撮影に移れません。
まぁ、CASIO EXILIM Hi-ZOOM EX-H10 に限らず、どの機種でもこのようなメッセージが出るっていうことは、カメラ内部で何らかの処理をしているとみて間違いありません。
んで、何をやっているかというと、ぶっちゃけ“塗り絵”。
身も蓋もないって?マァそういわずにご覧くださいな。
モデルは例によって“恋まねき”コーディネーターのお二方。前回の柏崎出張で撮影してきたものの中から使います。
左が“AUTO”、“右がポートレート”です。クリックで幅1024pixelまで拡大するので、一応ご覧になっておいてください。
カメラ内部のソフトウェア処理以外にも、“ポートレート”に設定すると、フラッシュの発光は極力控える方向で撮影されます。撮影データで確認すると、左(AUTO)・フラッシュ発光、右(ポートレート)・フラッシュ発光せず になっています。
撮影時に『なんでやねん?』と思ったのは確かだから、間違いなく撮影データの通りですね。その割にISO値はどっちも400のまま、その代わり“ポートレート”ではシャッター速度が1/15秒と低速になっています。
EX-H10の焦点距離43mmって、35mmフィルム換算でどのくらいになるんだろう。とにかく、補正が働いていたとしても、手振れ・被写体ブレが発生しているかどうか微妙なラインなことは確か。
本当は、両方からpixel等倍を切り出して比較しようかと思っていたんだけれど、フラッシュの必要がないくらい明るいところで、両方のモードの撮影をしてこないと正確な比較が出来ません。結論は次回に持ち越し。
ついでだから、12Mpixelを等倍観賞してみてビックリした画像を、せっかく切り出したんだから貼っておくことにします。
三宮コーディネーターの、清楚な目元を拡大。睫毛の1本1本どころか、フラッシュ光を反射して光ってる汗の粒々まで分かっちゃう!
いやはや、技術の進歩って言うのは恐ろしいもんだなぁって感じた一枚でした。
Web公開サイズに縮小するとまず判んなくなるし、プリントするにしたってポスターサイズにでも引き伸ばさないと肉眼では見えないけどね?こんなの。
現在以上の高画質化はいらないんじゃないかっていう議論が出るのも、ある意味当然でしょう。
「日記ブログに貼る程度の写真なら、旧式のコンパクトデジカメでも充分」
という意見も分かります。だけどさ、
1インチ程度のLCDでは、どこにピントが合っているのか分かんなくって、カメラの合焦音を頼りにするより他無いわけなんだよね。
“作品”を撮ろうと思ったら、2.5~3インチくらいのLCDは欲しいのよ。DMC-G1やE-P1に慣れてしまったら、昔のチッチャイ液晶モニターには戻れません。
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